洛南高等学校附属中学校2021年算数第2問(4)

平面図形 角度 合同
 下の図において、角(あ)の大きさは[ ]度です。
洛南高等学校附属中学校2021年算数第2問(4)の図


「回転+拡大・縮小」(三角形ACEと三角形ADBに着目)が合同を生み出すこと(灘中学校2010年算数1日目第10問灘中学校2024年算数1日目第10問などを参照)が分かっていれば、ほんの数秒で答えが150度であることがわかります。
詳しく説明すると下のようになります。
三角形ABEと三角形ADCは合同((2辺とその間の角がそれぞれ等しい(AB=AD、AC=AE、角EAB=角CAD(=30°+角CAB)から)ですね。
三角形ADCは、点Aを中心として、三角形ABEを時計回りに30度回転したものに他ならない(角EAC(角BAD)=30度であることからわかりますね)から、辺DCは、点Aを中心として、辺BEを時計回りに30度回転したものになります。
したがって、角(あ)の大きさは180-30=150度となります。

このページの先頭へ