名古屋中学校2024年算数第1問(3)

計算問題 比例式 和一定
 次の□にあてはまる数を求めなさい。
 (8+□):(32-□)=26:54(2つの□には同じ数が入ります)

8+□と32-□の和が一定(40)であることに着目して解けば、10秒程度で解ける問題です。
26:54=13:27となり、13と27の和も40となるから、8+□=13となり、□=5となります。
この問題は簡単すぎましたが、例えば、次のような問題であれば、和一定に持ち込めずに、比例式の処理(内項の積=外項の積)に持ち込む人が多くなり、処理時間の面で差が出たでしょうね。
 (45+□×3):(64-□×2)=225:132(2つの□には同じ数が入ります)
この問題を解くと、次のようになります。
225:132=75:44(約比)となります。
ここで、前項が1/3、後項が1/2になったと考えると、
 (15+□):(32-□)=25:22
となります。
15+□と32-□の和が一定(47)で、25と22の和も47だから、15+□=25となり、□=10となります。
次の問題(差一定に着目する問題)も考えてみるとよいでしょう。
 (327-□):(236-□)=129:90(2つの□には同じ数が入ります)

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