親和中学校2021年前期1算数第1問(3)

計算問題 計算の工夫
 次の□にあてはまる数を求めなさい。
 11×19+12×18+13×17+14×16+15×15=□

  □
 =209+216+221+224+225 ←この計算については、下の(参考)を参照
 =1095
(別解)
  □
 =15×15×5-(4×4+3×3+2×2+1×1)
 =225×5-(16+9+4+1) ←11と19、12と18、13と17、14と16の平均がすべて15であることに着目し、「和と差の積=2乗の差」(関西学院中学部1997年算数1日目第2問(2)の解説ページを参照)を利用しました(例えば、11×19=(15+4)×(15-4)=15×15-4×4となります(他も同様))。その後、足し算の部分と引き算の部分をまとめてあります。
 =1125-30
 =1095
(参考)2桁の整数〇△×〇□(△+□=10)の計算について
〇×(〇+1)を百の位に配置し、△×□を下2桁に配置したものになります。
例えば、11×19であれば、1×2、1×9より、209となり、13×17であれば、1×2=2、3×7=21より、221となり、45×45であれば、4×5=20、5×5=25より、2025となります。
このようにすればいいということは、下のような面積図を考えればすぐにわかります。
 親和中学校2021年前期1算数第1問(3)(解説)の図
紫色の長方形を黄色の長方形のところに移動させると、計算結果は、縦が〇×10、横が(〇+1)×10の長方形の面積(〇×(〇+1)×100)と黄緑色の長方形の面積(△×□)の和となります。

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