関西大学第一中学校2017年算数第7問

論理・パズル問題 推理
 4つの整数A、B、C、Dは、それぞれ1から4までの異なる整数です。この4つの整数について、次の(ア)から(ウ)のことがわかっています。
 (ア) AとBの積は3の倍数です。
 (イ) Aは偶数です。
 (ウ) AとCの和はBとDの和より大きいです。
 次の問いに答えなさい。
(1)3はA、B、C、Dのどれですか。
(2)Cとして考えられる数をすべて答えなさい。

(1)
(ア)より、AかBのいずれかが3となるから、CもDも3ではありません。
また、(イ)より、Aは2か4となるから、Aは3ではありません。
したがって、3はBとなります。
(2)
(ウ)より、B+Dは(1+2+3+4)×1/2=5より小さくなるから、Dは5-3=2より小さくなり、1となります。
Aが2であっても4であってもすべての条件を満たすから、Cとして考えられるものは2と4となります。

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