大阪星光学院中学校2020年算数第1問(3)
- 場合の数 組合せ
-
4桁の整数のうち、「2020」のように、ちょうど2種類の数字が2個ずつ使われているものは[ ]個あります。ただし、千の位が0のものは4桁の整数には含めません。
千の位が0のものもとりあえず4桁の整数と考え、後でそれを取り除きます。
4桁の整数に使われる2種類の数字の選び方は、
(10×9)/(2×1) ←0、1、2、・・・、9の10個の数字から2個の数字を選ぶ場合の数(組合せ)ですね。
=45通り
あり、その並び替え方は、大きい数字が4桁の各位のうちどの2つの位に来るかを考えると、
(4×3)/(2×1)
=6通り
あるから、全部で
45×6
=270個
あります。
このうち、0を含み、千の位が0のものは、0以外の数字の選び方が9通りあり、そのそれぞれに対して、千の位以外の0がどの位に来るかで3通りあるから、
9×3
=27個
あります。
したがって、4桁の整数のうち、ちょうど2種類の数字が2個ずつ使われているものは
270-27
=243個
あります。